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片想いの牢獄で(漫画)ネタバレ感想 ミズタマ

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ミズタマ作 漫画「片想いの牢獄で」のネタバレ感想です。

傷つけられた女性たちをテーマにした短編マンガ集。

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エピソード01「光のさすへや」あらすじ

 

受験ノイローゼの兄に虐待を受けながら、心を閉ざして生きる女子中学生・比奈子。

兄とふたりきりの部屋で、母親が見ていないのをいいことにちょっかいをかけてくる。

 

「おまえこんなこともわかんねえの? ほんっとうバッカだな〜」

触ってくる兄を空気にように無視して、比奈子は無表情に耐える。

母は母で、とにかく受験に成功するように勉強を押し付けてくることしか知らない。

心のよりどころの愛犬・ソラと散歩をすることが、唯一の息抜きだった。

 

クラスに小日向という男子生徒が来ているのを見かけた。始業式以来、出席しておらず、初めて見た。

何か事情があって、学校を休んでいたのだという。

 

「ふーん、なんかズルいね」

嫌なものから逃げているズルいやつ。

自分はどこにも逃げられないのに。

比奈子にはそう思えた。

 

自宅に戻ると、兄がテニス部の先輩を映画に代わりに誘ってこいという命令を実行できなかったためにキレて暴れだした。

「なんだそりゃ、役立たずだな、てめーは!」

頭をつかまれて、机に叩きつけられた比奈子。

 

ソラと一緒に散歩に出て逃げ出して、頭が痛くて休んでいるうちに、ソラがどこかへ行ってしまう。

半泣きになりながらソラを探すと、昼間見た小日向がソラのそばにいた。

 

「ありがとうは?」

みつけてやったのだから礼を言え、と小日向は言う。

そして小日向は変わったやつで、お礼としてソラが自分になつくまで、自分の家に通いにこいと言い出して・・・

 

感想

 

兄がひどすぎて、かなり胸くそな展開なんですが、この兄の受験ノイローゼも母親の教育虐待から来ているのかなあ、と。

兄は母からプレッシャーをかけられ、妹に虐待しているという負の連鎖が見えます。

ヒロイン・比奈子はそうしたひどい家庭環境に黙って耐えながら、愛犬だけに心を開いてなんとか精神の均衡を保っていました。

 

そしてひょんなことから、学校に来ない引きこもりの問題児である小日向と知り合います。

小日向はブサイクで、性格もいいとは言えないタイプ。

ひねくれていて、「茶なんかださないからな」というくらい愛想っけない人ですが、不思議と比奈子は彼に心を開けるようになっていきます。

その不思議な空気感に惹かれるお話でした。

バリュコマ

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