愛と涙の物語な漫画のネタバレ結末・あらすじ感想・無料試し読みのご案内

愛と涙のストーリーな漫画集

実話漫画

僕を殺さないで!(実話漫画)ネタバレ最期の言葉「かぁたすけて」

投稿日:

外崎コウ作「僕を殺さないで!~難病児虐待殺人事件~」は、実話をベースにした漫画です。

山形で2003年に起きた悪魔のような児童虐待死事件。亡くなった男の子の最期の言葉は「かぁたすけて」だったとか・・・

かなりキツイ内容なので、繊細な方はご注意ください。

スポンサーリンク

「僕を殺さないで」ネタバレ

シンママと難病の息子

 

A県で両親のいる実家で、息子と暮らすシングルマザーの浅田智子。

実家暮らしで生活が逼迫していない甘えもあり、本気で仕事探しもしないだらしない母親。

親のすねをかじっているものの、5歳の息子の武は難病で重い腎臓病もあり、昼間からスマホばかり見ているだけで何もしていないので、母親からうるさく就職活動をするようにせっつかれる。

 

ネットで知り合った男

 

智子は息子の世話を理由に怠けていたものの、だんだん実家でも肩身が狭く感じて、スマホで出会いのサイトから知り合った山中恭介というY県の男性と毎日メールや電話のやりとりで親しくなっていく。

共にバツイチ同士であり、「俺と一緒に暮らそう」という恭介の言葉に智子は飛びつく。

うるさく小言を言う両親のいる家よりも、恭介に新しいパパになってもらい暮らすほうがいい。

そして智子は息子の武も連れていきたい、離れたくないと言って許可をもらう。

 

Y県の男の元へ行く母親

 

だらしない性格で前夫から離婚されたものの、その時点での智子は武にとっては「やさしくて大好きなかぁ(母さん)」だった。

智子なりに、息子には愛情を注いでいたのだった。先天性多尿症腎臓不全を患っていた武は、おしっこの調整がきかない難病であったものの、薬を飲んで治療を続けているぶんには問題がなかった。

 

「たぁはこんなにいい子なんだから、恭介ならわかってくれる」

楽天的で深く物事を考えない智子は、気楽にそう考え、会ったこともない男性のもとへ出ていってしまう。

恭介は智子たちの到着を喜び、武にも「仲良くしようね」と最初は愛想をしていた。しかし、武はかたくなに恭介に「やぁだ!」を繰り返し、なつくどころか心を開こうとしない。

 

なつかない子供にキレる男

 

アパートでの三人暮らしが始まったが、数日たっても武はなつく気配もなく、相変わらず恭介に反抗する。

智子は新生活を張り切っており、家事や料理も頑張って恭介に気に入られようとしていたので、息子が一向になつこうとしないことに心配していた。

ついに恭介は武にキレ始め、わがままな性格に育ったのは智子が甘やかしたせいだから小さいうちにしっかりしつけなくては、と身体的な虐待を加える。

はじめは手をつねる程度だったが、泣き叫ぶ武を見てさらに拷問のような虐待をはじめる。体を投げ飛ばして、熱湯を浴びせ、食事を抜く・・・。

 

一緒になって虐待を始める

 

息子をいたぶる恭介に智子は「よく言い聞かせるから」と止めて戸惑うが、「しつけと虐待は違う。しつけには体罰が必要だ。それができないなら出ていってもらう」という恭介に逆らえない。

あたしを見捨てないでほしい!恭介に嫌われたくない!

智子は恭介に捨てられては大変だ、と武を泣き止ませようとし、恭介に「おまえがやらなきゃだめだ」と言われて今まで一度もしたことがない体罰を与える。

 

そして最悪の結末へ

 

今までやさしかったかぁが、僕をぶつ・・・

武は恭介と母親による虐待で、日に日に衰弱し、腎臓病の治療も放棄されて部屋中におしっこを撒き散らしてしまう。

智子の両親はそのころ、黙って出ていった娘と孫を心配して捜索願を出します。黙って出ていったのであれば、どうせロクな男じゃない、という父親の勘は当たっていました。

そして場面は転換し、ひとり、山中へ遺体を埋めに行く智子の姿が・・・

 

「僕を殺さないで」感想

 

智子の前夫との離婚の経緯は物語では不明でしたが、だらしない性格で離婚されたとあって、なぜこの母親に親権が渡ったのか不明です。生活能力もなく、養育費ももらっていたのか自分で働いて息子を養っていこう、という気が一切見えません。

智子は最初から誰かに自分たち親子をまとめて養ってほしい、という思いがあって恭介のところに行ったわけで、いわば恭介は生命線です。

彼に捨てられたらもう生きていけない、という思いがあったのでしょうね。

恭介に逆らったら捨てられてしまうという理由で、嫌われないために一緒に息子を虐待してしまう、という最悪の行動をしてしまいます。

 

たった5歳のなんの罪もない男の子が、ふたりに虐待されているさまは、まるで悪魔に痛めつけられているようで見ていられないくらいひどいシーンでした。

なぜ、智子は男に走って我が子をこうまで虐待してしまったのか、本当に理解できません。智子はさっさと息子を連れて、実家に戻るべきでした。

 

結局、虐待死が発覚して逮捕されてしまいますが、留置所の中でもうたぁを抱きしめてあげられない、と後悔しても同情はできないですね。

悲劇的な終わりでどこにも救いがなく、実話だというからなおさら胸が重くてしんどくなるお話でした。虐待シーンが本当に怖いので苦手な方は避けたほうがいいかもしれません。

>>無料試し読みはこちら

バリュコマ

-実話漫画

Copyright© 愛と涙のストーリーな漫画集 , 2017 All Rights Reserved.